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LOHAS(ロハス or ローハス)とは、Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、地球環境に負荷をかけない視点からの経済活動、生活文化の選択、つまり「健康と環境を志向するライフスタイル」という意味です。

一見難しそうな言葉に見えますが、例えば環境に優しい服を着て、健康志向の食事を摂り、環境に配慮した家に住み、低公害の車に乗って、休日は温泉でリラックスするといった、まさに現代社会の理想的な生活を目指すものです。
1998年に米国の社会学者と心理学者が提唱したのが始まりで、本国では「健康市場」としてとらえらていますが、日本では衣料品・雑貨・飲食など身近なものから、商業施設やマンションやホテルなど様々な分野で注目されています。
「環境に優しい」という点ではエコと同じですが、エコは地球温暖化防止というように仰々しくどちらかといえば押し付けられるイメージが強いですが、LOHASは自発的で気軽に環境に配慮できることから支持が高まってきているのです。

ある環境コンサルティング会社が行った調査によると、日本のLOHAS層は3割近くにのぼるそうです。LOHASという言葉を知らなくても健康と環境に配慮した生活を目指す層として考えた方がいいでしょう。さらにその3割の中の4割以上が「環境に優しい商品であれば、価格が20%高くても買う」と答えておられます。

「物の豊かさ」から「心の豊かな生活」へ。LOHASはその心の豊かさの一つの指針になるのではないでしょうか。
(信用情報より引用)